群馬県前橋市に住む阿久澤幸吉さんは大正12(1923)年生まれの100歳。長生きする秘訣を聞くと、ないんじゃないですかねと答えた。デイサービスセンターで週6でボランティアをしている。おしぼりを巻き、利用者や荷物を運ぶ。さらに週1回、標高1332mもある鍋割山に登る。阿久澤さんは笑顔を見せて余裕だったが、同行ディレクターは息が上がる険しさだった。ギネス世界記録を目指して102歳になったら富士山に登りたいと語った。目標を持つとストレスの軽減につながり、炎症などに対する防御効果が向上するという。朝食は10品目、昼食は9品目、夕食は7品目とメニューが豊富だった。