自身の性別が男女どちらでもないと感じ、昨年8月に乳腺摘出手術を受けた漫画家・山内尚。山内は性別を男女どちらでもないノンバイナリーだとしているが、女性として扱われることに悲しさを感じることもあったという。山内はパートナーの女性と同居しているが、パートナーと出会った当時はノンバイナリーではなく「女性」だった。山内の変化はパートナーも受け入れており、「レズビアンであることよりも山内と2人であることのアイデンティティの方が大きい」と語った。手術当日、乳腺摘出を終えた山内は「やるべきことをやった」と満足気な様子。1月後、再び山内を訪ねると「胸を取ってうれしくなることの方が増えた」と喜びを語っていた。