きのう厚生労働省の専門部会が、iPS細胞を使用したクオリプスが開発した「リハート」と住友ファーマの「アムシェプリ」を今後7年間で、さらに有効性を検証することなどを条件とし、製造販売を了承。心不全患者が対象の「リハート」は、心臓に貼り付けて弱った心機能の回復を目指すもので、これまで手術を受けた患者8人が疲労・動悸などの症状に改善が見られたという。パーキンソン病患者が対象の「アムシェプリ」は、iPS細胞で作られた細胞を脳内に移植することで手足の震えなどの症状改善に期待でき、治験を受けた6人中4人で運動機能改善が見られたという。今後、厚労大臣が正式に承認すれば、世界初のiPS細胞使用製品になる見通しだ。山中伸弥教授は「マウスiPS細胞を発表してから20年という節目に大きな一歩を踏み出せたことを大変嬉しく思います」などとコメントしている。
