今回教えて頂く達人はお掃除オーガナイザー・木村由依さん。協力頂くのはなないろ隊・中北美和子さん。夫と小学生のお子さん3人で暮らすオシャレなお宅。リビングは柔らかい照明で統一。壁も白ではないため昼間でもちょっと暗い印象。お掃除しても暗いとうっかり残してしまう汚れ。今回はそんな汚れを見逃さないよう「マイクロスコープ」を用意。家の中を6か所チェックしながらお掃除していく。秋掃除のポイントは夏の汚れをリセットする、カビ・ダニの対策と予防、年末に掃除を残さないこと。これらを踏まえながら最初の秋掃除はリビングなどの床掃除。リビングの床は薄着で過ごす夏は足の裏や地肌の皮脂汚れが多いとのこと。酸性の皮脂汚れは時間が経過し酸化すると簡単には掃除できないガンコな汚れになる。今回使うのはナトリウムを生成し作られるアルカリ性の洗浄剤「セスキ炭酸ソーダ」。反対の性質である酸性の皮脂汚れを中和し落としやすくしてくれるのが特徴。まずは水1Lにセスキ炭酸ソーダを小さじ2杯ほど入れ、洗浄液を作り雑巾を浸してしっかり絞る。硬く絞った雑巾で床を優しく拭く。そのあと乾拭きで表面の水分を拭き取る。ソファーなどの家具の下にもたくさんの夏の汚れがある。マイクロスコープで見てみると掃除機が入らないところが汚れていた。溜まった埃に湿気や雑菌が入るとカビやダニの原因になる。一度ソファーをどかし表面の埃を掃除機で吸い込む。ゆっくり丁寧にすることがポイント。細かい埃やダニの死骸をセスキ炭酸ソーダ洗浄液で拭き取る。背もたれなどの隙間もダニの注意場所。続いてはベランダと窓。暑くも寒くもないこの秋にこそ済ましておきたいのが外掃除。夏に溜まった埃を残すと虫やダニの繁殖の原因になる。涼しい秋こそベランダなどを掃除する絶好のチャンス。隙間に溜まっていたゴミを集めただけでもゴミの山ができた。白く汚れたベランダの窓は砂埃や排気ガスなどの油分を含んだ酸性の汚れ。そこで使用するのはアルカリ性の洗剤。1Lの水にひと回しほどの量でOK。スポンジたわしで洗剤を塗布ししっかり汚れを落とす。洗浄液の塗布は洗剤の液垂れ跡がつかないよう下から上がおすすめ。洗剤が塗布できたらスポンジで少し強めにこすり、水をたっぷり含ませた雑巾で洗うように拭き取る。最後は乾拭きで水分を取る。続いては洗面所にある洗濯機。中北さんの悩みは洗濯機のフタのゴムパッキンのカビ。マイクロスコープで見てみると黒カビがぎっしり。黒カビの正体は洗剤カスや皮脂を栄養源として繁殖したもの。他にも夏にフル稼働した家電などはカビの被害を受けやすい。ここで使用するのはカビ汚れにも強いアルカリ性洗剤。水1Lにひと回し入れて洗浄液をつくる。スポンジタワシでパッキン奥を擦るカビに洗剤が浸透するとカビが剥がれてくる。掃除を終えたら仕上げのカビ対策。エタノールを吹きかけ自然乾燥することで除菌できる。
