ミシュラン社内でも謎に包まれたインスペクターと呼ばれる覆面調査員。調査員たちを束ねるのは唯一顔出しをしているフランス本国のプレネック氏だそうだがチームの人数や国籍すらも不明。彼らは何の前触れもなく一般客にまじってお店を訪れ一人の場合もあれば、カップルを装って調査にやってくることもあるそう。その後、料理に関する5つの評価基準をもとに調査員たちの国際会議の場でいくつ星をつけるか厳正な審査が行われる。40か国以上で発行される「ミシュランガイド」だが実は最も星付きレストランが多いのは東京だという。1週間に多くて10食、なんと年間350食も調査するといい、丈夫な胃袋は必須、太っていたらバレるということで体型維持スキルも重要。他にも、出されたすしネタの順番や魚の種類などをメモなしで記憶するような訓練も。