1953年完成の自由が丘デパートにあるハンガリー料理店「キッチン カントリー」を紹介。ハンガリー料理に欠かせないパプリカパウダーは、辛いものと辛くないものを使い分けているという。オススメは、ご飯をひき肉のつなぎに使ったハンガリーのロールキャベツ「トルトット カーポスタ」。2代目店主・齊藤一正さんの父で先代の齊藤義正さんは洋食の料理人だったが、戦後に銀座のハンガリー料理店で現地の料理を学んで独立し、日本の洋食とハンガリー料理をミックスしたメニューも作った。それが、パプリカパウダーとデミグラスソースを使った「ハンガリーチキン カントリー風」だという。