明海大学・小谷哲男教授に話を聞く。今後のカギになりそうなのがカーグ島。イランの主要な石油の積み出し港があり、経済的にも重要な島。この島をアメリカが占領することを検討しているという報道がある。小谷教授は「海兵隊を派遣することで軍事的圧力を強め、カーグ島が占領されたくないのなら、ホルムズ海峡を解放しろという政治的なメッセージをだしているところだと思う。イランが応じない場合、実際にカーグ島に対する上陸作戦を行う可能性も否定できない。一方、陽動作戦の可能性もある。別にゲシュム島を狙っている可能性もある。(トランプ大統領は地上部隊は出さないと発言したが)この場合の地上部隊はイラン本土。アフガンやイラク戦争の二の舞いは避けたいという思いは変わっていないと思う。イスラエルがイランのエネルギー施設を攻撃したことで、イランが即座に他の湾岸諸国に反撃した。その瞬間に原油価格がまた上がった。本来、イラン国内のエネルギー施設を攻撃しても世界マーケットに影響はないはず。イランの報復によって影響を受けてしまう。これはトランプ大統領は学んだはず。ネタニヤフ首相にもこれ以上やるなと言った。この点、ネタニヤフ首相は慎重にならざるを得ない。今、トランプ大統領が1番力を入れようとしているのが対艦ミサイル、ドローン、機雷を無力化すること。バンカーバスターを使って地下にあるものを破壊していくとともに、カーグ島かゲシュム島への圧力を加え、イランに対し、これ以上ホルムズ海峡を封鎖しないようメッセージを出し、停戦協議に持ち込みたいというところだと思う」などと解説した。
