日経平均株価好調。アメリカでは富裕層の個人消費が特に堅調で、高級車販売店での売上は前年比10%増加見込みだという。一方足元では企業の人員削減相次ぐ。背景にあるのはトランプ関税。クリスマスツリーを販売する企業では輸入コストが10%以上上昇し、大規模な人員削減を迫られた。トランプ大統領がFRBパウエル議長に求めてきたのが利下げ。パウエル議長はインフレリスクなど踏まえて利下げに慎重姿勢を示してきた。金融市場では、FRBが雇用の減速踏まえ0.25%利下げをするという観測が強まっている。日本経済への影響について専門家は、輸出企業にとって関税と円高のダブルパンチの可能性があると指摘。