裏社会ジャーナリスト丸山ゴンザレスがアマゾン川上流の街エクアドル・コカへ。エクアドルにはギャングや麻薬カルテルが国から無許可で「金」などを採掘する違法鉱山が多数存在しており、闇ビジネスの温床となっている。地元ジャーナリストのフェルナンドと国境警備軍のホルヘ隊長とともに丸山が違法鉱山のあるジャングルへ乗り込む。2021年、アマゾンで過去最大級、東京都約6個分の森林が違法採掘により伐採され、その土地を守る先住民への銃乱射事件も発生。他にも有毒物質の垂れ流しや児童労働の強制など、今、アマゾンの違法採掘は国際問題に発展している。ギャングが潜む密林を進み、金の違法採掘現場に辿り着いた丸山は大規模な森林破壊を目の当たりにした。また、金を抽出するため使用された水銀が川にそのまま流されており、汚染排水による水銀中毒が蔓延しているという。国境警備軍と分かれ、別の採掘現場が見える高台へ移動。そこは現在進行形で違法採掘が行われており、現地人によると「元締めは中国人か日本人」とのこと。