企業で働くIT技術者のほか大学の研究者や学生などおよそ50人が参加した「偽情報対策ハッカソン」と呼ばれるイベント。初めに偽情報の現状について4人の有識者の講演が行われ、生成AIの登場で見分けることが難しい精巧な偽情報が大幅に増えていることや投稿者や拡散の流れをチェックして対策を進めていく重要性などが指摘された。このあと参加者たちは数人ずつの11チームに分かれてアイデアを出し合いながら開発に取り組んでいった。それぞれのチームからは、偽情報を発信しているアカウントの位置情報を把握できるツールや、正しい情報と偽情報を見分けるゲーム性のある教育システムを開発するアイデアなどが出されていた。このイベントはあすまで開かれ今後は出されたアイデアの実用化も検討することにしている。