2023年10月11日、藤井聡太八冠が21歳2か月で前人未到の八冠を達成。八冠達成から253日、1つのタイトルも失っていない。きょう叡王戦第5局で同学年のライバル・伊藤匠七段と対局中。伊藤七段と同じ将棋教室に通い今も連絡を取り合う仲・早稲田大学法学部4年生・川島滉生さんに話を聞く。藤井八冠は史上最年少14歳でプロ入り、デビューから29連勝を飾るなど藤井フィーバーを巻き起こす。伊藤七段は必ずプロになり上り詰めるため高校中退を決断、17歳でプロデビュー。去年10月、竜王戦で初のタイトル挑戦。藤井八冠に屈辱の4連敗。2度目のタイトル挑戦となった棋王戦でも10連敗するも藤井が負けるなら僕であってほしいとコメント。ことし4月熱戦の末、藤井八冠が投了。先月2日、竜王戦では藤井八冠優勢だが勝負は1分将棋となった。藤井八冠は厳しい表情で146手で投了し伊藤七段が王手をかけた。窮地に立たされた理由について杉本八段は勝てる内容が逆転負けしたのは守りを選んだためと解説。藤井八冠の弱点は本人も認める持ち時間の短い将棋がニガテなのだ。時間の使い方が鍵となる。師匠の2人はどっちがかっても支障はないなどと最終局についてコメント。運命の最終局を速報で伝える。