皮ごと食べられるミニフルーツ「ベビーキウイ」。キウイベリーとも呼ばれ、外国産はコストコなどで人気。生産量日本一は、福島県の玉川村。秋になると道の駅や都内のアンテナショップなどで販売。3cmほどの果実で、ビタミンCはレモンの10倍。フルーツには珍しい亜鉛も含まれている。これから10月中旬まで、わずか1か月しか出回らない貴重なフルーツ。次は、ほおずき。欧米では古くからほおずきといえば食用が主流だったが、日本では鑑賞用や子どもの遊びに使われ、食べ物ではないイメージがあり、なかなか広まらなかった。茨城県高萩市では、食用ほおずきの品種「ゴールデンベリー」を「花貫フルーツほおずき」と名付けてブランド化。糖度が13度ほどあり、一般的なイチゴより甘く、脂肪肝の予防に良いとされるイノシトールも豊富。丸ごと食べられるフルーツほおずきの売り上げは毎年好調。今では東京の高級レストランにも卸している。