今週火曜日、イタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」が若鶏のディアボラ風と柔らかチキンのチーズ焼きの販売休止を発表した。理由は鶏肉原料の供給不足。サイゼリヤは早期の販売再開に向け原材料の安定調達に努めているとしているが鶏肉を安定して仕入れることができないという声は街のから揚げ店からもあがっている。鶏肉の需要が世界的に増える中、円安も重なり価格が上昇し輸入鶏肉は品薄状態に。東京・墨田区の唐揚げ店「やまだ商店両国店」ではから揚げに使うブラジル産の鶏肉の仕入れ値が去年10月からおよそ1.7倍に上昇。そのため、今年に入ってから揚げ4個が入った800円の弁当をから揚げのサイズを小さくした上数を3個に減らし700円で販売する実質値上げに踏み切った。また、農林水産省によると今月、卵1パックの平均小売価格は鳥インフルエンザによる影響などで過去最高値を更新。そうした中、中東情勢の悪化による原油高で輸送や包装資材のコストが膨らみ卵の相場をさらに押し上げる可能性が指摘されている。農水省はすぐに小売価格に影響が出ることは考えにくいが状況を注視していくとしている。
