世界ラリー唯一の日本人ドライバーである勝田貴元選手。今シーズン第3戦のケニアでのレースなど合計5戦表彰台に上がっている。しかしこれまで優勝はなく、今シーズンは優勝とシーズン通しての上位で終わると意気込んだ。しかし成績は低迷、スピードはあるものの結果に結びつかない。第11戦目は欠場するなど、どん底にいた勝田選手、それを救ってくれたのはチームメイトの「焦らず、地に足をつけ進めていけばチャンスは来るかもしれない」という言葉だった。迎えた12戦目焦らず我慢のレースを見せて4位。最終戦では4位に入りチームの年間優勝に貢献した。トヨタは勝田選手を含む来季最大5人のドライバーで挑む。