発表によると、ソフトバンクグループは生成AIの開発を手がけるアメリカのオープンAIに、最大で400億ドル(5兆9800億円余)を追加出資することで合意した。このうち100億ドルは、外部から出資を募ることにしている。すべての出資について、年内にも完了させる予定だとしている。ソフトバンクグループはAIに関連する事業を成長に向けた柱と位置づけていて、去年からオープンAIに対し傘下のファンドから22億ドルを投資するなどしている。ことしに入って、1月にアメリカでAI関連のインフラ整備を進める投資計画を明らかにしたほか、2月には国内で企業向けの生成AIの開発や販売を手がける合弁会社の設立を発表するなど、連携を深めている。