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「サンホセ鉱山」 のテレビ露出情報

2010年にチリのサンホセ鉱山で落盤事故が発生し、作業員が地下に閉じ込められた。約50日後に作業員33人は全員無事救出された。落盤の原因は掘ると危険な部分まで掘ってしまったことが原因と推測されている。事故を取材した名波氏は昼食のため地上に向かうトラックを待っていた、落盤が発生した場所が作業員から遠かったと犠牲者が出なかった理由を挙げた。落盤が起きたあと作業員たちは避難所に避難したが、食料は1日分も満たない量しかなく小分けにして凌いだ。地上では救出ルートを開拓するためドリルでの掘削が始まったが、正しい測量図がなく作業は難航した。落盤から14日後、ドリルの音は作業員たちの横を通り過ぎていき助かる希望を持つ作業員はもういなかった。その後ドリルの穴があき、スプレーでドリルに手紙をしばった。作業員たちは食料の分け方などを議論し、多数決で決めていった。出口保行氏は多数決は少数派も意見表明の場を奪われない、絶対的リーダーがいたら1人の判断ミスで全員が死んだ可能性がある、多数決で物事を決めたことが33人の生存につながったと指摘した。さらに限界に達した仲間を1人にしない意識が結果的に集団を守ることにつながった。地上とつながったのは直径9センチの穴で、水などの物資が送られた。

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