関東大震災から100年を迎えた今年、昨今災害現場での活躍が期待される「災害救助犬」が話題となっている。その中で、ベテラン訓練士藤井聡さんに話を伺った。父も訓練士を営み、子供のころから犬が家に多くいたという。育てた犬は300頭以上で、新潟県中越地震でも活躍を見せている。今や行進を育てるために訓練学校を開いており、生徒は21人。二年間で一人前を目指すという。今年入学した生徒も従順訓練などに手間取る姿を見せるも的確なアドバイスで主従関係を確立させるように魅せていた。藤井さんは「いい犬を訓練し、世の中に輩出していってもらいたい」などと話している。