伊達公子は96年の「全英オープン」セミファイナルで、シュテフィ・グラフと対戦。観客席からグラフにプロポーズする声が聞こえ、伊達は関西人の血が騒ぎ、「私は?」と言いそうになったがこらえたという。引退を撤回し、復帰した後の「全英オープン」の準決勝でビーナス・ウィリアムズと対戦。屋根が開いた状態、屋根が閉じた状態のセンターコートでのプレーを経験できたという。伊達曰く、プロフェッショナルは最後までやり切ることで、プロテニスプレーヤーを志すなら、4大大会に出場できるTOP100以内に入る覚悟が求められるという。人生で大事なことに伊達は「自分の好きなことを身近に置き、100%楽しみながら過ごすこと」と語った。