中国で国慶節の連休が始まり、20億人が移動すると予測されている。中国では福島第一原発の処理水放出をめぐって日本からの水産物の全面禁輸が続いている。福島産の水産物に抵抗があると話す観光客がいる一方、気にせず食べるという人もいる。投資目的でマンションの購入を検討する中国人も増えていて、大型連休を利用して高級マンションを内見に来る人が多いという。中華圏向け不動産販売会社の代表取締役は、昨年比で問い合わせ数が40％増、ユーザー数が25％増だと話した。中国の団体旅行客の解禁から約2か月、飛行機やバスなどの日本の受け入れ態勢が整っておらず、団体旅行より個人旅行が多い。個人客には定番スポットではなく意外な場所が人気を集めているという。