特殊部隊シールズは海での任務が専門で、洞窟は専門の訓練が必要という。人間が水を飲まず生きられる限界の目安は72時間だが、降り続く雨で洞窟内の水は溜まる一方だった。アメリカ・イギリス・オーストラリアなど様々な国が救出活動に参加し、イギリス人の洞窟ダイバーが呼ばれた。遭難10日目、水位が下がり潜水のチャンスが訪れた。ついに子どもたちを発見することができた。
子どもたちが発見された場所は第9エリアだった。洞窟内には岩場から水が滴る場所があり救出までの18日間に水分がとれていた。洞窟内ではコーチがアラームで生活リズムを作り子どもたちに穴を掘る作業を与え前向きにさせた。ダイバーは子どもたちを発見することができた。しかし洞窟ダイビングの最大の敵はパニックで洞窟でのダイビングは子どもには無理という。また、通常の人間は20％の酸素が必要だが洞窟内では15％まで落ちていた。酸素濃度が低下すると洞窟内に多いカビなどによって肺炎が起きやすくなるという。