アメリカの大統領としては史上最高令の81歳のバイデン大統領は現地時間21日の午後、大統領選挙から撤退することをXで表明した。バイデン大統領は17日に新型コロナの陽性が確認され選挙活動を一時中断し、デラウェア州の自宅で自主隔離を続けている。共和党の大統領指名候補となったトランプ前大統領は撤退表明から数分後にCNNの電話取材に応じ、自身のSNSで攻撃的な書き込みを続けている。先月27日の討論会では、言葉が詰まったり良い間違えたりしていた。バイデン大統領はSNS上でハリス副大統領を後継者として指名し、ハリス副大統領も立候補を表明した。現職の大統領が選挙戦中に撤退するのは、1968年のジョンソン大統領以来。民主党は来月19日から始まる党大会で大統領指名候補を決める見通し。