昨年度のいじめの認知件数は約68万件。さらにいじめの重大事態の発生件数は923件でどちらも過去最多となっている。三重県四日市市の小学校を訪れたのはスタンドバイの谷山大三郎さん。小学生から中学生の頃まで深刻ないじめ被害を受けていた。谷山大三郎さんはずっとつらい思いをしていて、我慢してた時間が続いたなどと話す。谷山さんは民間企業やNPOに勤務したあと、独立しいじめ対策に特化したスタンドバイを起業。この日は市の教育委員会に呼ばれ、小学4年生たちに授業をする。テーマは、いじりといじめ。何が違うのかを子どもたちは小さなグループに分かれて話し合う。結論は出なかった。谷山さんは「いじりって本当にだめなのか？例えば大阪の子どもたちに聞いたら全然悪くない、いじるって普通の会話じゃん でも発展したらいじめになる もしかしたら本人はいやと思ってるかもしれない」等と話していた。樹魚が終わる前に谷山さんは、スタンドバイというアプリを紹介した。子どもたちはスタンドバイを通して、匿名で教育委員会などに通報や相談ができる。