東京・中野「スパイス&ハーブ居酒屋やるき」の店内はカウンター7席、テーブル14席。木の温かみが感じられるアットホームな雰囲気。店のマスターを務めるトニーさんは、スパイス大国インド出身。店では約50種類のスパイスを駆使し、居酒屋の定番メニューをアレンジし、唯一無二の料理を考案している。「魔法のスパイス 鶏からあげ」は、パプリカパウダー、ターメリック、ガラムマサラ、コリアンダー、シナモンなど、約10種類のスパイスで味付け。鶏肉の旨みとピリ辛がクセになる一品。「ほっけの開きスパイス焼き」は、北海道産のしまほっけにターメリック、チリ、コリアンダー、ブラックペッパーなどのスパイスで味付け。店の人気メニューは「タンドリーチキンやきとり」。酢と塩に3時間漬けこんだ鶏もも肉をターメリック、コリアンダー、クミン、シナモンなど約15種類のスパイスで味付け。焼き鳥の概念を覆す特製スパイシー焼き鳥。「やるき牛もつ煮込み」は、牛もつとハチノスを9種類のスパイスで味付け。トニーさんは約20年前に来日。初めて食べた日本独特の文化「居酒屋メニュー」に魅了された。恩返しがしたいという思いから、故郷インドと、日本の食文化を融合させたスパイシーメニューを考案。トニーさんが日々大切にしているのは、手間暇かけて料理を作ること。
住所: 東京都中野区本町4-36-7 1階