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「スペースX」 のテレビ露出情報

アメリカの実業家イーロン・マスク(52)が世界を騒がせている。去年はTwitter社を買収したり、その社名をXに変更するなどした。去年の世界長者番付では1位となった。大ヒット映画「アイアンマン」の主人公のモデルにもなっている。宇宙開発ベンチャー「スペースX」や電気自動車メーカー「テスラ」なども手掛けている。今回はイーロン・マスクについて掘り下げていく。
マスクは1971年南アフリカに生まれた。父は機械エンジニア、母はモデル。子どもの頃は百科事典を読み込むほどの読書家だった。また、自作のゲームが雑誌に掲載されるほどのプログラミング好きでもあった。内気な正確で学校ではいじめにあっていたが、そんなとき少年マスクを支えたのがSF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」。地球滅亡の危機を逃れた主人公の宇宙冒険譚。高校卒業後はカナダへ渡り、その後、アメリカの大学に進学すると、宇宙やITへの興味から、物理や経済の勉強に打ち込んだ。1990年代はインターネットが急速に普及しだした時代で、GoogleやAmazonの誕生したシリコンバレーから大きな刺激を受けた。エネルギーや環境問題が世界的に注目される時代でもあり、マスクは石油が枯渇した場合のことを真剣に考えるなど未来の環境問題に高い関心を寄せていた。マスクはIT・エネルギー・宇宙開発の3本柱で社会課題を解決できないかと思うようになっていった。1995年、マスクは大学院を中退し、得意のIT分野で起業した。オンライン広告事業「Zip2」では、デジタル技術を駆使して店舗を道案内するソフトウェアを開発するなどし、最終的には1999年に大手新聞社にソフトウェアを3億700万ドルで売却した。オンライン決済サービス「X.com」では、全ての金融システムのネット化を目指し、のちに「ペイパル」と改称した。同事業は2002年にイーベイに15億ドルで売却した。2000年ごろのマスクはよくいるIT長者のひとりという認識をされていたが、2002年に宇宙開発ベンチャー「スペースX」を立ち上げ、その名を世界に知らしめた。宇宙ビジネスは歴史的にアメリカとロシアが国家的事業としてけん引してきており、民間ではボーイングなど大企業が市場を独占していた。しかしマスクは「第一原理」(基本的な前提を重視し、物事を根本から検討すること)と、長期思考(壮大な時間間隔で“遠い未来”も“近い危機”と認識し、綿密な計画を立てること)という2つの経営メソッドを駆使し、「スペースX」を宇宙産業のトップランナーにまで成長させた。この経営メソッドは、電気自動車メーカー「テスラ」でも発揮されている。テスラは世界一の売り上げを誇るメーカーとなっている。マスクは次々と最先端の事業に挑戦している。ロサンゼルスの地下に時速1200キロで車両を走行させる「ハイパーループ構想」や、脳にICチップを埋め込み難病治療などに役立てる「ニューラリンク」など。昨年Twitterを買収したのは、Twitterに決済や予約サービス、ゲーム機能などを付け加えたスーパーアプリを作ろうとしているからだと言われている。一方、マスクは過激な言動で批判されることもある。従業員に超ハードワークを求めたり、「日本が消滅」とトンデモ発言をするなど。マスクは「シンギュラリティへの危機感」(人類の知能を上回るAIが暴走し、私たちを脅かすのではないかという危惧)を持っており、危険なAIの誕生を防ぐため、自ら安全なAIを作ろうとしている。環境破壊、AI暴走、地球滅亡などの悲観的な考えを持っているがそれと同時に、再生可能エネルギーの普及、安全なAIの開発、火星への移住など楽観的な未来への可能性に賭けている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月27日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(マーケット情報)
大和証券CMアメリカ・シュナイダー恵子さんの解説。シュナイダーさんは「決済情報処理会社シフト4・ペイメンツのCEOアイザックマン氏は先日、スペースXの宇宙飛行で民間人として初めて宇宙船外での遊泳活動に成功。アイザックマン氏は高校を中退し16歳で起業。2020年に株式を上場し41歳でビリオネア。卓越したパイロットでもある。シフト4・ペイメンツはレストランやホテ[…続きを読む]

2024年9月25日放送 17:00 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
日本の主力ロケット H2AからH3へについて。 H2Aは20年余り、日本の宇宙開発を支えてきたロケット。成功率は98%を誇っており、信頼性がある。世界で成功したロケットの打ち上げの回数は過去最高の212回(内閣府による)。米国(108回)の9割が宇宙開発企業スペースXによるもの。宇宙ビジネスの市場規模は拡大を続けている。H3ロケットは信頼性を維持しながらコス[…続きを読む]

2024年9月24日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルピックアップNEWS
SDGs目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」。近年ロケット開発競争が加速する中、米国の「スペースX」も苦戦する技術に大田区の町工場から挑む畑田康二郎さん(将来宇宙輸送システム社長)を取材。畑田さんは「全部飛んだものが帰ってきてもう1回行けるというのが究極的な理想。2028年の目標達成に向けているのでまだ20%ぐらい」と話す。畑田さんの夢が実現すれば、1回の[…続きを読む]

2024年9月20日放送 23:00 - 0:08 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト(テレ東系SDGsウイーク)
”エコなロケット”の開発の裏側を取材。東京理科大学のキャンパス内にオフィスがあるスペースウォーカーは「有翼式」のロケットを開発している。再使用できないロケットは海に落下させていた。ただ有翼式ロケットは宇宙空間まで到達したあと、地上に飛行機のように着陸が可能で燃料も再使用できるエコなロケットをうたっている。カーボンは軽量だが燃えやすい性質のため燃料タンクには不[…続きを読む]

2024年9月16日放送 11:20 - 11:30 日本テレビ
ストレイトニュース(ニュース)
米国人実業家ら民間人4人を乗せたスペースXの宇宙船クルードラゴンは日本時間の15日夕方、パラシュートを開いて減速しながら米国・フロリダ州の沖合に着水し、5日に及んだ飛行を終えた。宇宙船が回収されハッチが開くと、4人の飛行士が順番に宇宙船から出て笑顔で手を振る様子が見られた。今回の飛行は、人類が将来、宇宙で生活するためデータ収集などを行う「ポラリス計画」の一環[…続きを読む]

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