睡眠事情の最前線を調査。街の人が実践する快眠法を聞いた。部屋を真っ暗にして静かに眠るという意見の一方で音楽を聞きながら寝るほうがリラックスできるという声も。睡眠のこだわりは人それぞれ。睡眠医療の権威、スタンフォード大学の客員教授もつとめる遠藤拓郎さんに聞く。長袖、長ズボンで寝ることを意識しているという人。この方法について遠藤さんは「長袖を着て皮膚の血管がちょうどいい状態になると血流が良くなるので寝つきがよくなる」などと述べた。長袖長ズボンで寝ると寝付きがよくなるということで、この女性の快眠法は正解。一度体温が上がると皮膚から熱を逃がす動きが働き内部の体温が下がる、それにともない体は休息状態になり眠気が訪れる。体を温める方法は夕食時にもポイントが。遠藤さんは「熱いもの、辛いものを食べてください」と述べた。辛味成分のカプサイシンが急激に体温を上げて血流を良くしてくれる。辛いものを食べると急激に体温が上昇、その後、汗をかき体温が下がり始めると眠気がやってくる。昼にカレーうどんを食べると午後に眠くなる。眠るために無理やり単語帳を見るのは正しい?自分が好きじゃないことを一生懸命やると脳は眠くなるという。難しい本を読むと睡眠にとっていい効果だという。好きじゃないことに対し脳が働こうとしないため眠くなるという。不眠症患者に進めている快眠法だという。
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