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「セバスチャン・レイカーズ」 のテレビ露出情報

和食ブームなどで世界の食用魚介類の消費量は右肩上がりする一方、乱獲や海洋環境の変化などで漁獲量は頭打ちになっていて、レオナルド・ディカプリオはSNSで警鐘を鳴らす。注目されているのが培養シーフードで、業界を牽引するドイツ企業はヨーロッパで初めてサーモン、ニジマスの培養に成功。ハリウッドセレブも培養シーフード関連に投資しているという。上述した企業の創業者の1人、レイカーズ氏は海洋学者で、細胞から魚肉を生み出せば海への負荷を軽減できると考える。無菌状態の培養であれば、ウイルスや細菌感染、食中毒のリスクも下げられるという。
日本近海の平均海水温は全世界の平均上昇率より高いとされ、プランクトンの生息域が変化してサンマの回遊ルートに変化を及ぼす。培養シーフードなら、出漁したり、養殖する必要がなく、二酸化炭素の排出量も抑えられると考えられている。食料自給率が10%のシンガポールではフードテックに注力し、イスラエル企業とタッグを組む。日本でも研究開発が行われていて、北里大学はニホンウナギの培養に着手。ただ、男女1000人を対象に行われたアンケートによると、3割以上の人が培養された肉、魚の安全性に不安を覚えるという。流通に際してルール整備が必要となってくる。一方、ながさき一生氏は培養シーフードにより、食卓が豊かになると考え、「培養シーフードはある部位を作るというところでは得意。一方、魚1匹丸々作りたいとなると養殖、天然の方が向いている」、「旬を楽しむことは天然の魚でしかできない。そんな感じにして住み分けされていくと思う」などと語った。

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