モンゴルを訪問中の天皇皇后両陛下は、日本とゆかりのあるモンゴルの人たちと懇談された。昨夜、両陛下は日本語の教育など日本との関係に力を尽くしてきたモンゴルの人たちと懇談された。ウルジートグトフさんは、終戦後、日本人抑留者約1700人が亡くなり、過酷な強制労働によりウランバートルの主要な建物を作ったことを知り、私財を投じて資料館を作り、歴史を伝える活動を続けているという。陛下はウルジートグトフさんの話に深くうなずき、「素晴らしい活動をされていますね」「資料を集めるのは大変でしたでしょう」などと伝えた。両陛下は、草原で行われる競馬を観戦する。