エルニーニョ現象はもともと南米のペルー沖で海面水温が高くなる状態のこと。気象庁としては基準値より0.5℃高い状態のことをいう。もともとエルニーニョ現象はペルーのあたりの恵みの気候だったがそれが異常気象になり世界中に大変な影響を与えている。すでにエルニーニョ現象は去年春から発生中と気象庁はしているが、海面温度が高まり続けている状況。去年の12月には基準値より2.3℃高くなっている。気象庁は今後、春の終わりにかけてエルニーニョ現象が続く可能性について40%あるとしている。タイでは水不足になり干ばつでコメが減少するリスクがある。コメが輸出できなくなると世界的に穀物の価格が値上がりする。パナマ運河では水不足が続いていて、船舶数が上限設定されている。フーシ派が紅海で攻撃をしているとスエズ運河を通る船が減っていて世界的に物流が大混乱するリスクもある、などと伝えた。