2004年10月23日に発生した新潟県中越地震で、孤立した旧山古志村へ救出に向かうヘリコプターの映像。救出していたのは命の危機に陥った山古志牛。その数なんと1237頭。牛が孤立していた牧場は、今どうなっているのか。救出のおかげで牧場は存続していた。タカノファーム牧場主の星野雅一さんは、(牛の)命を大事にしないといけない、なんとしても助けよう、ヘリを使って空輸をしたら…が始まりだと話していた。実は日本ではヘリで後ろ運んだ例はなく、しかも1200頭以上。その結果「ヘリ代だけでも今の都内でマンションが買える費用がかかった」という。ヘリで牛を救出する前代未聞のプロジェクトを指揮したのはカツミ商会(建設会社)の高野克広さん。ヘリ操縦の経験からヘリでの空輸を提案したが、牛の数は1200頭以上。救出するために考えられたのがケージ。軽くて頑丈なケージが必要だった。初めての試みだったが4日間でケージを完成させた。25日間かけて孤立した牛すべてを救出。そして今、この経験を活かし、新たなプロジェクトが始まっていた。高野さんはMMR(モウモウレスキュー)として能登半島地震などで被災した牛舎の復旧活動を行っている。
