世界中が注目していた”大谷争奪戦”がついに決着した。昨日自身のSNSで「次のチームにドジャースを選ぶことを決断した」と発表した。契約金は破格の10年総額7億ドルで日本円にして約1015億円とプロスポーツ史上最高額の契約となる。現地などの報道によると「年俸の大半は契約期間後に支払われる後払い方式で、ドジャースは大谷選手加入後も他選手の補強に資金を回すことが可能」としている。実はこれは大谷選手からの提案で、チームの勝利を最優先する大谷選手らしい選択となった。この一報を受けてロサンゼルス・タイムズは「大谷選手は次章の場にドジャースを選んだ」と一面トップで掲載している。大谷選手自身も「チームのために常にベストを尽くし、自分の最高の力を出せるように努力し続けることを誓う」と意気込んだ。一方、6年間在籍したエンゼルスのスタジアムでは、昨日大谷選手の写真が撤去された。大谷選手の大ファンで総額5000万円以上のグッズを飾る竹下典子さんは「どこかのチームに行くことは分かっていたが、本当に行くんだと思うと辛い」と話した。また大谷選手の恩師で元日ハム＆WBC監督の栗山英樹さんは「アメリカが全てとは言わないが4大プロスポーツの中で評価してもらえたのは久々に嬉しかった」などと話した。またNBAで活躍する八村塁選手（25）も「日本人としてバスケや野球といった大きなスポーツでLAでまた2人でできることは凄く嬉しい」と話した。大谷選手は後日会見を開き、思いを語る予定である。