ダイハツの井上社長が登壇してアピールしたのが今日発売の4輪式電動車いすe-SNEAKER。井上雅宏社長は「移動を自由にみんなのものにという思いのもとでこれまでにない歩行領域のモビリティとして発売する」などとコメント。自動車運転免許を返納した高齢者などを対象に近距離での移動手段として開発。最大の特徴は乗り心地の良さ。最高速度は時速6キロで道路交通法上は歩行者と同じ扱い。充電は約2時間半で完了し連続で12kmの走行が可能。希望小売価格は41万8000円。電動車いすはトヨタやスズキなど自動車各社がすでに販売。後発となることについてダイハツ工業製品企画部プロジェクト責任者・鐘堂信吾さんは「多様な可能性を持って領域も視野も広げていきたい」などとコメント。でに大阪・関西万博ではe-SNEAKERが移動手段として利用され、将来的には商業施設やテーマパークでの貸し出し需要も見込んでいる。
