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「ダグラス・ハリング」 のテレビ露出情報

奄美群島がアメリカ軍の統治下から日本に復帰して今月25日で70年。鹿児島大学などの調査で占領下のカラー写真が残されていることがわかった。当時の様子をカラーで記録した写真は珍しく、歴史の空白を埋める貴重な資料として注目されている。撮影された当時を覚えているという才田さんは「食べ物に一番困っていた。子どもは毎日ひもじい思いをしていた」と語る。交易が絶たれていたため食料は配給が頼りで、山を持っている人の土地を利用して芋を作っていたという。写真を撮影したのはアメリカの文化人類学者ダグラス・ハリングで、奄美大島では半年間調査にあたっていた。県立奄美図書館にはハリングがアメリカ軍に提出した調査報告書が残されている。人々の暮らしぶりは「貧困のどん底にある」「栄養源は限られソテツが非常食となっている」と記されている一方で、統治下にあっても風習を守り強く生きる姿も捉えており「奄美の人々は歴史的、心情的、文化的に変わらず日本人であり、日本復帰に向け速やかに行動に移すよう勧める」と提言もなされていた。専門家はハリングの現地調査がその後のアメリカの政策決定に影響を及ぼした可能性もあると指摘している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年12月6日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
米軍の統治下にあった奄美大島に滞在した文化人類学者が撮影した映像は鹿児島大学などの調査によりニューヨーク州の大学で発見された。映像では大島紬の製造工程が撮影されている。

2023年10月2日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース(鹿児島局 昼のニュース)
戦後、アメリカ軍に統治されていた奄美大島で、アメリカ人の研究者が学術調査で撮影したカラー写真が見つかった。専門家は「奄美の歴史にとって空白の時期の写真は非常に重要だ」と評価。今回見つかったのは、アメリカ軍の統治下にあった1951年から日本復帰の前の年の52年にかけて奄美大島に滞在していた文化人類学者のダグラス・ハリング氏が撮影したカラー写真およそ600枚だ。[…続きを読む]

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