食の持続可能性を重視する動きは広がっている。フードロス削減などをテーマにした食品展示会を主催したのはクラダシ。賞味期限が近い食品などを業者から買取ネット通販で安く販売している。クラダシが今年取得したのがBコープの認証マーク。Bコープは社会や環境に配慮した公益性の高い企業を認証する国際的な制度で取得するには環境やガバナンスなど5つの分野で基準達成が必要となっている。国内食品企業で初めてBコープを取得したダノンジャパンも参加していた。Bコープの取得は取引先などから信頼を得る武器となる。Bコープを取得した企業は世界で約7500社だが日本は31社である。大楠本部長は「消費者に正しく理解してもらえる機会を増やしていくことが重要になる」などと話した。