28年前、無一文にも関わらずレストランで食事をしたラリーは落ちていた20ドルに助けられた。店を出たラリーは、その20ドルは落ちていたのではなく店の人が自分のお金をくれたと気づいた。彼の名はテッド・ホーン。店をやめていたテッドの居場所を突き止めたラリーは彼を訪ね、「あなたが私にしてくれたことを私も人にしようとシークレットサンタを始めた」と伝えた。ラリーはテッドにお礼として1万ドルを渡した。テッドは渡された1万ドルを生活に苦しむ人のために使った。その後ラリーのシークレットサンタの活動は全米に広がった。2001年にはアメリカ同時多発テロ事件があったニューヨークで2万5000ドルを、2005年にはハリケーンの被害を被った地域に7万5000ドルを配った。2006年、58歳となったラリーは自身がシークレットサンタであることを公表した。