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「ディタル・ファクチュアル部門 イタリア賞」 のテレビ露出情報

イタリア賞の発表が行われ、NHKのプロジェクトが最優秀賞に選ばれた。イタリア賞はイタリアの公共放送RAIが主催し、優れたテレビやウェブ作品などを選ぶ国際コンクールの一つで、日本時間の今日未明に授賞式が行われた。このうち、ウェブサイトやSNSなどを駆使したノンフィクションのオンライン作品を対象とする部門で最優秀賞のイタリア賞にNHKの「わたしはパパゲーノ~死にたい、でも、生きてる人の物語」が選ばれた。パパゲーノとは死にたい気持ちを抱えながらその人なりの理由などで死ぬ以外の選択をしている人たちを、モーツァルトのオペラ魔笛の登場人物になぞらえた呼び方。NHKのプロジェクトではこうした人達のインタビューや体験談などを特設サイトで共有したり、特集ドラマをしたりして1日1日を生き延びることにつながる場作りを目指している。選考理由についてRAIは「様々な視点による効果的な制作により社会に大きな影響を与えた。難しいテーマに取り組む制作者たちの仕事ぶりを後押ししたい。」としている。

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