新シーズンスタートから1週間。南葛SCではサッカーの基本でもある、止める・蹴るの確認に時間を割いていた。大前元紀は「プロで10数年やっている中で、自分が思っていないところのトラップや考え方もいっぱいあるので毎日が学び」と話す。プレーを言語化することで正確性も増す。稲本潤一は「基本の技術がチームのチカラになる。それを追求することはサッカーを続けている限りずっと続くこと」と語った。風間監督が重視する3つの技術は「頭扱う」「体を扱う」「ボールを扱う」。南葛SCは風間監督にテクニカルダイレクターという役職も用意し、アンダー世代や女子チームも風間理論で指導しクラブ全体に“ボールはともだち”を浸透させる。