15日に誕生日を迎えたデンマークのクリスチャン王子。成人になる18歳の誕生日ということでヨーロッパ各地の王室関係者や著名人が招かれ、盛大なパーティーが開かれた。その翌日、王室が公式SNSである忘れものがあったとパーティー参加者に呼びかけた。パーティーの後、お城で金色の靴が片方だけ見つかったという。王室は持ち主に連絡を求めたSNSに「リアルシンデレラ」と国中が大盛りあがり。デンマークの国営放送が総力をあげて捜索し見つけたのが18歳の女性。番組はウワサとなったシンデレラ「、アンネ=ソフィーさんに話を聞くと「ジャーナリストから電話がかかってきて『靴について色々聞きたいんですが何か知りませんか?』と言われたんです」と話した。連絡を受けた当初、アンネさんはまだ騒ぎになっていることを知らなかったそうで、その後SNSを確認、「本当に私の靴でした」とのこと。首都・コペンハーゲンの郊外で母と暮らすアンネ=ソフィーさんは、メディア学や英語を学んでいる。今回、クリスチャン王子の誕生日パーティーには王子と同じく18歳の成人を迎える国民から抽選で選ばれた約200人が招待されており、アンネ=ソフィーさんもその1人だった。王室が公式SNSに投稿したパーティーの様子には彼女の姿も映っていた。実はアンネ=ソフィーさんはこのパーティーに運命的なものを感じ、わざとお城に靴を残してきたという。彼女が起こした大胆な行動の裏には彼女なりの”ある願い”があったそうで、「世界でたくさんの戦争が起きていて戦っている人がいる。そんなみんなに『希望はある。光はある』と明るい気持ちが伝わってくれればと思った。歴史の中では大きな光ではないかもしれないけど、人々の気持ちがいい方向に向かってほしいなと思って」と語る。