病院は取材に対して、毒物は検出されなかったとコメント。妻ユリアは、国外の病院への搬送を希望するも、病院側は許可を出さなかなった。2日後、ナワリヌイの国外への移送が認められた。欧州諸国が圧力をかけたという。ナワリヌイはドイツの病院へ搬送。旧ソ連で開発された神経剤・ノビチョクが検出された。2週間後、奇跡的に意識を取り戻した。ナワリヌイは犯人を突き止めようとした。捜査にはベリングキャットが協力した。調査の結果、ナワリヌイを尾行していた8人を突き止めた。8人はロシア秘密警察SFBのメンバーだったことがわかった。ナワリヌイはこの調査結果を動画で公開。するとプーチン大統領は「私達が毒殺したいと思ったなら、もうこの世にいないはずだ」と言い放った。ナワリヌイは8人に電話をかけ真相を突き止めようとした。ナワリヌイは相手の電話には仲間の電話番号が表示されるように仕組んだ 。コンスタンチン・ボリソヴィッチに電話をかけるとボリソヴィッチは「もう少し時間がかかっていたら計画は成功していた」と話した。