今日紹介する映画はウェス・アンダーソン監督「アステロイド・シティ」。アメリカの小さな街で起こる大事件を描いたコメディ映画で、舞台は1950年代、砂漠の街アステロイド・シティで行なわれる科学賞の授賞式に受賞した子どもたちとその家族が正体されるが、式の最中にある事件が起こる。宇宙人がやって来たことをきっかけに小さな街は国を揺るがす大事件に巻き込まれてしまう。監督は2015年に「グランド・ブタペスト・ホテル」でアカデミー賞4部門を受賞したウェス・アンダーソン監督。ウェス監督作品の常連、ジェイソン・シュワルツマンをはじめ、トム・ハンクスやスカーレット・ヨハンソン、マーゴット・ロビーなど豪華俳優陣が作品を彩る。GREATE POINTは「全部セット!巨大な街」、監督が作品の世界観を作り上げる上でこだわっているのはセットでの撮影で、これまでの映画でもCGは極力使わずセットを建てて撮影してきた。今回の映画でも、建物は全てセットを建てて撮影、岩山もセット。ロケ地となったスペインの広大な土地にまるまる1つ街を作った。総製作費は約36億円といわれている。映画は今日公開。