渡辺篤史が東京都国立市の岩本邸を訪れた。隣には大きな公園がある。外観はモノトーンで黒い扉は自ら塗装した。ご夫婦はカフェを経営しており、店舗と自宅が融合した造りになっている。奥に細長い店内はだんだん天井が高くなり、スリット窓から明かりが差し込む。階段を登ると座卓の半個室席。ご主人がコーヒーを淹れてくれた。
住宅の玄関は駐車場の横を入った先にあった。玄関ホールは3.6mの吹き抜けで広々。カフェの厨房に繋がる出入口もある。2階は段差で仕切る19畳大のLDK。キッチンは振り返るだけで全てできるトライアングル配置。ご飯を土鍋て炊いているのでコンロは4口あった。