ドジャースへの移籍を発表した大谷翔平選手。新たなチームメイトも歓迎のコメントを出している。けさのサンケイスポーツによると、球団関係者は入団会見が日本時間13日で調整されていることを明かしたという。新天地のドジャー・スタジアムは大谷と相性抜群でこれまでもヒットを量産している。
栗山英樹氏はきのう、テレビ朝日の番組で愛弟子の超大型契約に喜びの表情を見せた。プロ1年目からメジャーに行くまで二刀流を一緒に作り上げてきた栗山氏はメジャー挑戦を決めたときについて、「一番難しかったのはいつ行くべきかということ。毎月話をしていて、けがをしたシーズンだったが一切ぶれずに“アメリカ行きます”という雰囲気だった。覚悟を持って向かっていくから今回のような大きな契約になっていく」と話した。
ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムは大谷選手にとっては相性抜群。通算15試合で28打数10安打、3割5分7厘とヒットを量産。これまでの全10安打を紹介した。2本目は当時所属していた前田健太投手との日本人対決。10本目は圧巻のホームランだった。
来季から大谷が着用するのはこれまで9人の日本人選手が袖を通したドジャーブルーのユニホーム。中でも衝撃だったのは日本人メジャーリーガーのパイオニアである野茂英雄さん。トルネード投法でリーグ最多の236奪三振を記録、1年目から新人王に輝き、2年目にはノーヒットノーラン達成など活躍した。その後も石井一久さん、前田健太投手などが加入した。ドジャースを率いるのはデーブ・ロバーツ監督。監督就任から8年間で7度の地区優勝、2020年には32年ぶりにワールドシリーズ優勝に導いた名勝。
新たなチームメイトも大谷選手の移籍を歓迎。ドジャースの捕手ウィル・スミス選手は「野球界で最高の選手が仲間になってくれた」、フィリップス投手は「投手やチームメイトのグループチャットも盛り上がった」とコメントしている。