ロシア有力紙は14日プーチン大統領が年末の大記者会見と国民からの質問に答える直接対話を12月19日にまとめて実施する見通しだと伝えた。ペスコフ大統領報道官によると日本や欧米など非友好国のメディアも参加させるということで米国のトランプ次期政権との関係やウクライナ侵攻の行方などがテーマとなりそう。一方、ラブロフ外相は国営テレビのインタビューでトランプ氏の「戦争を24時間以内に終わらせる」などとの主張について「まともに取り合う必要はない」と述べた。またプーチン氏がトランプ氏との対話の用意があると表明したことについて、「ボールは米国側にある」としている。ロシア側は両者が7日に電話会談したとする米国メディアの報道を否定している。