今回は『九十歳。何がめでたい』と『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』を紹介する。映画パーソナリティの伊藤さとりが解説する。シリーズ累計180万部超の国民的エッセイを映画化したもの。主演は草笛光子さんで、生誕九十周年の記念映画となっている。伊藤さとりは「草笛光子さんの演技や存在感が素晴らしい。歳を重ねることがポジティブに感じられる。」等と指摘している。ストーリーは、吉川真也によって連載を受ける事になった作家の佐藤愛子の物語だ。2人は連載をキッカケに新たな人生を切り開いていく。原作は直木賞作家の佐藤愛子。御歳100歳だ。90歳の草笛光子さんはSKD出身。伊藤さとりは「キャスト陣も豪華だ。唐沢寿明らがいい味を出している。緩急がある脚本になっている。」等とコメントした。
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディは、第81回ゴールデングローブ賞でポール・ジアマッティが主演男優賞を獲得した映画だ。さらに、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフが第96回アカデミー賞で助演女優賞を受賞している。伊藤さとりは「3人を観ていくうちに愛おしくなる。俳優陣の演技力は見事だ。」等と指摘している。映画は、学校に居残る事になった3人がぶつかりながらも打ち解けていくストーリーだ。孤独な3人が思いがけない絆を築いていく。伊藤さとりは「観れば観る程いい映画だ。ドミニク・セッサにとってはデビュー作となる。」等とコメントした。