スポーツ用品大手のナイキが今日、国内最大級の旗艦店「Nike Harajuku」を報道陣に公開した。先月末に閉店した旧店舗の隣に売り場面積を拡大し、リニューアルオープンする。日本に初めて導入したのがFormというナイキが独自開発したランニングの分析システム。6台のカメラで150か所を測定し体の角度やブレなど、ランニング中の動きを詳細に分析。その結果をもとに客の走り方に最適なクッションや反発力を持ったシューズを提案するという。現在は6種類の商品から提案しているが今後、新しい商品も追加される予定だ。分析は無料でおすすめのシューズの他にも最適なトレーニング方法も紹介する。ナイキスポーツ研究所の開発担当者キャサリン・ポーさんは「われわれは単に製品を作るだけでなく提案をしていく。世界中から多様な人々を引き寄せる原宿の店舗に導入することが重要だった」とコメントした。
