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「ナマクワナム」 のテレビ露出情報

きょうのテーマは「不思議な形と生態、珍奇植物の世界」。珍奇植物とは普段見慣れない奇妙奇天烈な形をした植物のこと。メキシコや南アフリカ、マダガスカルなど世界中で発見されている。珍奇植物の知らない世界を調査する。千葉県八街市にあるX−PLANTSでは珍奇植物を200種類以上扱っている。今回案内してくれるのは国際多肉植物協会の会長・小林浩さん。珍奇植物を求め、世界7ヵ国を30回以上訪問している。
今、珍奇植物がブーム。「亀甲竜」は南アフリカに自生するツル性の植物。別名はエレファンティペス「象の足」。秋〜春にかけてハート型の葉をつける。デンプンを多く含むため、現地では皮を叩き割り、煮たり茹でたりして食べていた。
私たちの生活に役立つ珍奇植物がある。南アフリカの丘陵斜面に自生する「ナマクワナム」は太陽の方を向き、コンパス代わりになる。アフリカでは暗くなると人間に見えるため、「ハーフマン」と呼んで怖がっている。6m以上に達するものもあり、遠くから見ても人が立っているように見える。
絶滅が危惧されている珍奇植物。マダガスカルのグランドキャニオンことイサロ国立公園に自生する「グラキリス」は細い葉という名の通り、葉は小さく丸々膨らんだ姿が人気。年間で数回しか雨が降らない地域で生き抜くために、水分を貯めようと肥大化。過酷な環境で生き抜く姿も珍奇植物の魅力。
パキスタン原産の「ストックシアナ」は片面が割れていて、雷が直撃した説がある。パキスタンは落雷が多いだけでなく、日中50℃を超えることもある。
体内に秘密を持ち合わせる珍奇植物もある。ナイジェリア原産の「ポイゾニー」は地元では殺虫剤としても使われるほどの毒がある。他にもトゲをたくわえて身を守っているものもある。植物が生き残るため、進化を重ねた結果が珍奇な姿だった。珍奇植物の中には切っても年輪がないものもある。乾燥に強いものが多く、水やりの回数が少なく済む点も人気。

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