西アフリカの ニジェールでは、バズム大統領の警護にあたる部隊が、大統領を監禁状態に置き、現政権の統治を終了させたと宣言した。治安の悪化が深刻化し、地域のさらなる不安定化が懸念されている。深夜の国営テレビに軍人が現れ、バズム大統領を解任したと宣言。共和国の体制のすべてが中断した。ニジェールには1500人のフランス兵が駐留。バズム大統領は公邸に監禁された。大統領は軍に見放された。反フランスのスローガンが叫ばれている。ニジェールはフランスのアフリカにおける最後の同盟国になっている。フランス兵は高度の戦略性を帯びている。イスラム過激派にたいする歴史の戦いではない。イスラム過激派は三国の国境にまたがっている。いまのところ、フランス軍とアメリカ軍がどう対応するかは見えていない。