衆院解散を受け、選挙戦が幕を開けた。解散翌日から投票まで16日間という戦後最短の選挙戦になる。与野党党首は週末、討論会などに出席し論戦がスタートする一方で、投票の準備に追われる自治体の選挙管理委員会に密着した。週末対応に追われていたのは衆院選の1週間前に市長選の投開票を控える埼玉・川口市の選挙管理委員会。職員総出で投票所の設営や事務作業に追われている。投票所に送る書類を手作業で封筒に入れ約400セット作成。他部署から5人増援し選挙準備にあたっている。掲示板は716カ所設置予定だったが間に合わず、衆院選は388カ所になった。午後7時、準備の傍ら市長選のリハーサルが行われた。ある職員は役所に泊まることもあるという。衆院選の投開票日から市長選が始まる東京・町田市では急きょ決まった衆院選の影響で封筒準備が間に合わず、市長選用の封筒に衆院選と書かれたシールを貼って代用する。約21万世帯分の封筒を作成する必要があり、120人の派遣スタッフを動員し作業を進めている。異例のトリプル選挙となる長崎市はかなり混乱して準備を進めているという。
