3月5日はスーパー・チューズデー。アメリカ大統領選に向けた候補者選びの山場で、日本時間の今夜から多くの州で予備選挙などがおこなわれる。共和党では、15の州で予備選挙や党員集会がおこなわれる。全米で人口が2番目に多いテキサス州(メキシコとの国境)をおとずれたトランプ氏は、大統領時代に移民に厳しい政策をとったが、この国境問題に再び取り組む姿勢をアピールした。テキサス州では、トランプ氏がヘイリー氏より支持率で約60ポイントもリードしている。全米から共和党員があつまる大規模集会などでは、有力議員のあいだでも、トランプ氏に同調する動きがみられる。影響力の拡大はほかでも。議会では、成立する見込みの法案が、トランプ氏の反対で、一転して不成立に。党本部では、トランプ氏の推薦をうけたララ・トランプ氏(義父がトランプ氏)が執行部に立候補した。