カメラマン・平野伸明さんはニホンイタチの狩りの姿を撮影に挑戦。ニホンイタチは細長い身体をクネクネと器用に動かし狩りに成功した。ニホンイタチは入り組んだ波消しブロックの間を利用してあちこちの水場に素早く移動しているという。平野さんは水中で狩りをするニホンイタチの姿を撮影するため水中にカメラを設置。ニホンイタチは顔だけを突っ込み魚を視認すると前身をするりと入れ込み魚を壁際に追い詰めるようにして捕獲した。身体の柔らかさを生かしたイタチの知能的な行動だという。東京農工大学・金子弥生博士は映像はニホンイタチの世界的な保護にとって貴重な資料になるなどと話す。
ミサゴが魚を捕まえオニグルミの木で食事している近くにタヌキが現れた。タヌキはミサゴ食事中にうっかり落とした魚を狙っていた。人の営みでできた多摩川の環境で生き物たちは独自の世界を築いていた。4月、平野さんはイタチの子育ての撮影に挑戦、子どもを連れてきたり巣穴に食べ物を運んだり、行動をつぶさに見てみたいなどと話した。
ミサゴが魚を捕まえオニグルミの木で食事している近くにタヌキが現れた。タヌキはミサゴ食事中にうっかり落とした魚を狙っていた。人の営みでできた多摩川の環境で生き物たちは独自の世界を築いていた。4月、平野さんはイタチの子育ての撮影に挑戦、子どもを連れてきたり巣穴に食べ物を運んだり、行動をつぶさに見てみたいなどと話した。