20年以上にわたって撮影した画像のデータを解析した結果、ブラックホールが自転しているという証拠が得られたと国立天文台などの国際研究グループが発表した。巨大なブラックホールの謎を解明する新たな手がかりになると注目される。今回の研究は「ネイチャー」にきょう発表された。日本から観測に参加した7か所の電波望遠鏡のうち最も北にあるのが、岩手県奥州市にある国立天文台 水沢VLBI観測所に設置された電波望遠鏡。観測所内には1億年に1秒しかずれないほど正確な原子時計が設置されていて、精密な観測を実現した。
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